[あなたはアレンジャー(編曲者) & プロデューサー]とは |
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編曲のご依頼をいただくにあたり当方では大きく2つの形があります。
①丸投げ
もう一つがタイトルにあるようにここで紹介する
②ご依頼者様がアレンジャー&プロデューサーで、当方は付き添いのもと指示をいただく助手になる形です。
弾語りや鼻歌で曲を作った時など、曲調や雰囲気、イメージなども一緒に思い浮かんでいることもあると思います。
なかには完成形を[○○曲のような感じにしたい]などイメージを持って曲を作られることもあると思います。
そのイメージを当方にお伝えください、大事に受けとめ形に音にしていきたいと思っております。
そして何より曲を作り上げていく充実感、完成した際の満足感は大きいものとなると思います。
自信や納得したものがなければ、完成した曲を聴いていていただく際の気持ちも違うと思います。
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丸投げの良し悪し |
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『アレンジを○○にお願いしたら、イメージと違ったものになってしまって・・・』
『こうきたかぁー・・・もうちょっと○○だったらよかったのに・・・』
もしかしたら当方が丸投げで請けたアレンジ(編曲)もそう思われているものもあるかもしれません・・・いや、少なからずあると思います。
それはアレンジに正解不正解などなく、ただ正解があるとするならばご依頼者様が答えを出す権利を持っているからです。
アレンジした者が満足な出来でも、聴いて下さる方が『良い』と言っても、ご依頼者様が気に入らなければダメ・・・
その逆で聴いて下る方が『良くない』と言っても、ご依頼者様が『良い』と言えばそれは正解になり、アレンジした者もやりがいのあったものになります。
人それぞれ好みがあり、そういった事からも正解不正解はご依頼者様の好みが正解だと思っております。
そういったことから丸投げを請ける怖さがあるということです。
丸投げを請ける怖さがある半面その逆で思いがけない
『こうきたかぁー・・・いいねー!』
といった良い意味で期待を裏切り良い方向に転がるパターンもあります。
そのパターンになれば良いのですが、やはり確実はご依頼者様のイメージを形にしていくのが正解というゴールに最短で進んで行くと当方は思っております。
当方が丸投げ希望のアレンジのご依頼をいただく際には最低でも曲調、ジャンル、参考楽曲などお聞き致します。
多少のイメージもあればお聞きいたします。
それはご最低限ご依頼者様と同じ方向を向いて進まないといけません。
間違った方向に進み、間違ったものを作りたくないといった事から無駄な時間と無駄な作業、そしてそれらに要する料金を抑える事も含めてのことです。
ちなみにイメージが全く無いご依頼者様でもここで楽曲の完成形を考えることによってイメージが湧いて来ることも多々あります。
その湧いたイメージをもとにアレンジャー&プロデューサーになってみるのも良いと思います。
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可能な限り付き添い作業でお願いしております。 |
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イメージには漠然のものから具体的なものまであると思います
例えば
『イントロのメロディーは思い浮かんでる』
『この部分はピアノでこんな感じ』
『ここはジャジャジャンって盛り上げる感じで』
『ここは静かに・・・ここは激しく』
といった漠然なものから具体的なイメージまでお持ちの場合があると思います。
そのイメージは電話やメールでは伝わりにくく、何よりDTM※1での作業につき楽器の音色が何百とあるものもあります。
例えばギターなど音色でかなり曲調や雰囲気が変わる楽器がありますが、その場合目の前で確認しながら進めていくことで最短で間違いのない物になり、効率の良い作業ができます。
そういったことから極力付き添い作業でお願いしております。

・付き添いはご自宅など出張での作業が可能
または当方の作業場(スタジオ)にて |
付き添い作業はお客様のご指定の場所(ご自宅・スタジオ・その他コンセントのある屋内)に出張作業が可能です。
また当方の作業場(スタジオ)でも付き添い作業が可能となっております。
出張の際はノートパソコンとその他必要機材を持参して行きますが、可能であればご用意していただきたい物があります。
① いつも聞きなれている音を出せれるもの |
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いつも聞きなれている音を出せれるコンポやラジカセ等(赤白の入力端子や外部入力(AUX)、その他対応端子があるものに限る以下参照※1)
こちらは『いつも聞きなれている』というのが肝心で、例えばスピーカーが変われば違って聞こえてくることから、好みの音を比較する際に大きな役割となり、より良い作業環境になります。
聴きなれているヘッドホンやイヤホンでも対応可能です。
当スタジオでの作業の際は聴きなれないスピーカーでの作業となってしまいますが、極力標準の音(着色無しの音)を出すモニタースピーカーと家庭用のハイグレードスピーカー、その他ラジカセ、ミニコンポと音を比較していただく環境がありますので音の比較にご活用いただけると思います。
聴きなれたヘッドホンやイヤホンをご持参いただいても大丈夫です。
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② テレビ |
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テレビのスピーカーから音を出すことも可能です。(赤白の入力端子があるもの以下参照※2)
そしてテレビは編集画面を映し、目で編集の様子を確認しながら出来ることから効率の良い作業ができます。
テレビで編集画面を映しながらの作業はテレビにHDMI端子があるもの限定となります。(以下参照※3)
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以上①②が難しいようであれば要相談になりますが、ヘッドホン等の持参をいたします。
※1 |
コンポ・ラジカセ等にあると作業(音のみ)の対応が可能な端子各種 |
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確認: |
端子には同じ役割の物でも書かれ方がいくつかありますのでご確認ください。
AUX / INPUT / AUDIO IN / LINE / LINE IN / 外部入力 / 音声入力 / CD / DVD |
端子画像 |
プラグ画像 |
詳細 |
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【RCA(ピン)】
1度は見たことはあるのではないでしょうか。
一番ポプュラーなものになります。
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【Φ3.5 ステレオミニ)】
こちらはイヤホンの端子と同じ形状ですが、ここでは入力のものとなります。
近年ではポータブルスピーカーに装備してあるのをよく見ます。
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【オプティカル】
デジタルの端子、ケーブルになります。
デジタル化が進むにつれて装備されている機種を頻繁に見ます。
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※2
※3 |
テレビにあると作業の対応が可能な端子各種 |
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確認: |
端子には同じ役割の物でも書かれ方がいくつかありますのでご確認ください。
AUX / INPUT / AUDIO IN / LINE / LINE IN / 外部入力 / 音声入力 / CD / DVD |
端子画像 |
プラグ画像 |
詳細 |
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【HDMI】
音声+映像
近年のテレビでは標準で装備されているものがほとんどです。
デジタルで映像と音声をこれ一つで送れることから簡単で扱いやすいものとなっています。
あると一番スムーズにセッティングできます。
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【RCA (ピン)】
音声のみ
映像の黄色は対応していません。
音声のみの対応となります。 |
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【Φ3.5 ステレオミニ】
音声のみ
こちらはイヤホンの端子と同じ形状ですが、こちらの端子があれば音声のみとなります。 |
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【オプティカル】
音声のみ
こちらも近年のテレビでは良く装備されているのを見ます。
こちらは音声のみとなります。 |
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付き添いにも主要部分(具体的なイメージをお持ちの部分)だけ付き添うものから、完成までの全てとあります。
例えばこだわりの部分や主要の部分は付き添いでの作業で、あとは助手(当方)にお任せといった形もあります。

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DTMだから出来る!DTMだから大変! |
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DTMで作られた音楽はごくごく普通に今の時代に溶け込んでいます。
生楽器においても一昔前に比べると楽器によっては生音かデジタル、どちらかわからないものも増えて進化してきました。
特に生楽器の音をサンプリング(取り込んだもの)は演奏のニュアンスの操作の仕方では聴き分けできないものもあります。
極力当方はデジタル臭くならないよう気を付けていますが、あえてデジタル臭くしたいものや曲調、好みなどあると思いますのでその都度対応していきたいと思っています。
DTMで打ち込みの良いところのひとつに、変更や修正がどうにでもなるということです。
例えばピアノで打ち込んだ音をオルガンの音やヴァイオリンに変えるといった楽器や音色の切り替え、音の強弱や大小、メロディーまでも変えられるといった事です。
生楽器の録音でこのようなことをするとなると、音色を変えるのには楽器を変える、人を変えて再度録音をやり直すという大掛かりになり費用も大きくなってしまいます。
もちろん限度と限界はありますが、DTMには追求していける自由があります。
それでは逆に大変なことはと言いますと、以上の良いところで述べた自由に変更や修正が出来るということが逆に迷わせてしまうということです。
そして音色も無数にあるからこそ、これもまた迷って決められない決まらないとおちいってしまうところです。
ついついもっと良い音、理想の音があるのではないかと欲が出てしまいます。
アレンジの作業でおそらく【音を探す】ことが一番時間のかかる作業かもしれません。
その点、生楽器には選択の余地が限られており、録音後も大きな変更が大変で難しいため、良くも悪くもあるもので進めていくしかないことから迷うことはありません。
ここに完成までの時間の差がDTMと生楽器で出てしまうかもしれません。
メインで鳴らす楽器の音色はこだわりをもって追求しても良いと思いますが、それ以外のパートや楽器の場合はある程度『理想の音かな?』というものに出会ったら次に進むということが大事になってきます。
また後で変更できるということと、後で振り返ると『何であんなに気にしていたのだろう・・・』と気にならなくなることが多々あります。
当方も何度も経験しています。(笑)
迷いに迷って最初に戻るなんてこともよくあるので直感を大事にしてみても良いかとも思います。
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まとめ |
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長々と書いてしまいましたがこのページのタイトルでもある【あなたはアレンジャー&プロデューサー】で言いたいことを簡単にまとめると
ご依頼者様が『納得』『気に入った』ものを作る為に当方は助手となり、イメージや理想を形にしていく、そして完成した際には感動と喜びを共有したいということです。
そして自信をもって『曲を作ったから聴いて!』と発信やアピールをしていただけると当方は幸いです。
ご依頼お待ちしております。
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